これまでの入院施設は、まず医療があり補助的に介護、環境を整えました。当院では、これをひっくり返し、まず「最晩年を快適に過ごす生活の場」を提供し、そこに介護を加え、本当に必要な時だけ医療が登場するという体制に変えました。吸引や酸素の配管は、撤去しました。寝たきりの患者は、出来るだけ起こす。チューブ類は、出来るだけ外す。これらを心がけております。
1863年フローレンス・ナイチンゲール(F. Nightingale)は、健康的な病院の必須条件として「新鮮な空気。光線。充分な空間。病人を別々に分けて入院。」を上げています。また、回復期患者用病院の備えるべき条件として「病院と全然似ていないこと。家庭で暮らすような気持ちにさせる。より自由で元気のつくような環境。小住宅風な建物。」を上げています。当院は、環境面でこれに近づく努力を続けております。