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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?

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 漢方薬で宿便はなくなりますか?


 宿便とは排泄異常によって腸壁に付いているタール状の黒い便です。必要以上に摂取してしまった飲食物の残りカスと捉えてもいいでしょう。吸収も排泄もされないため腸から出られず、腐敗していき、しまいには腸内で毒素を発生しまいます。肌のしみや吹き出もの、にきびの原因とも言われます。それゆえに健康を害する毒素を発生し続ける宿便を取る事で、体内の毒素が排出(デトックス)され体質が改善されていくのはお解かりになるでしょう。漢方医学では熱の為に乾燥して硬くなった宿便を「燥屎(そうし)」と表現します。古典に芒硝(ぼうしょう)が燥屎あるものを治す、と記載されています。その芒硝を含む漢方薬に大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)や大承気湯(だいじょうきとう)、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などがあります。特に防風通聖散は腸の動きを良くすることによる宿便の除去だけでなく、漢方のやせ薬と言われるように内臓脂肪の除去もします。脂肪を熱エネルギーに変えてどんどん消費させ、基礎代謝がアップするからです。1日で150kal分の基礎代謝量がアップします。これは、茶碗1杯分のご飯のカロリーに相当します。




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