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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?
>>辻肇一院長プロフィール |
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肌がきれいになる漢方薬があると聞いた事があるのですが、本当にあるのでしょうか? |

美肌を保つのに肌だけをきれいに努めようとしても真の美肌を手に入れる事は出来ません。「肌は内臓を映す鏡」と言われているように、身体の中も健康に保つ必要があります。胃や腸はもちろんの事、血液や神経、ホルモンが正常であって初めて保てるのです。特にオ血(おけつ)という漢方医学的異常は、しみ、くまなど皮膚のトラブルに結びやすくなります。オ血は血液の流れが滞った状態です。流れをスムーズにする漢方薬に桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を代表とする駆オ血剤(くおけつざい)があります。オ血になると、肌の荒れだけでなく、顔の色素沈着から月経異常まで様々な症状が現れてしまうのです。日本でも昔から種々の婦人科系の症状を「血の道症」とか「古血」などと呼んでいましたが、これもオ血の一種です。この駆オ血剤が“間接的な”美肌薬である一方、“直接的な”美肌薬で有名なのがハトムギです。ハトムギには肌の新陳代謝に必要不可欠なタンパク質やビタミンBをはじめ、カリウムや鉄、食物繊維も多く含まれています。薬理作用としては成分のコイクセノライドが角質層の新陳代謝を正常化させ、皮膚の上皮細胞に働き、肌を滑らかにするのです。医療用のヨクイニンはそのハトムギの殻を除いたものです。また、身体の表面だけでなく、身体の中もきれいにしたい場合には、先の駆オ血剤の代表である桂枝茯苓丸とヨクイニンとを一緒に飲むのもよいでしょう。こちらも保険のきく医療用漢方製剤として桂枝茯苓丸加ヨク苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)があります。
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