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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?
>>辻肇一院長プロフィール |
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血管の老化を知る方法は?
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血管の老化、つまり動脈硬化について説明します。大動脈や中動脈の動脈硬化評価法(非観血的)には、脈波伝播速度法や超音波法(頸動脈エコー)、MRI&MRA法があります。また、末梢動脈の動脈硬化評価法には、これまで血液分析によるコレステロール値等及び眼底所見による末梢動脈の動脈硬化度の推定しか方法がありませんでしたが、近年になって指先に近赤外線を当て、末梢血管の加速度脈波を測定し動脈硬化を測定する末梢動脈硬化評価法が開発され医療用具許可と医療保険適応になりました。テレビの健康情報番組では、抗血栓作用のある食事の前後での改善が放映されましたが、この検査は、器質的変化と機能的変化を同時に測定しているので評価の際は注意が必要です。平静状態で測定すると器質的変化、つまり動脈硬化のみ測定できますが、興奮状態や運動直後、飲酒後、コーヒー・疲労回復剤を飲んだ直後には加速度脈波波形は向上し、落胆や疲労、ストレスを感じている状態などには加速度脈波波形は低下するという機能的変化が加わります。しかし、指先にクリップをつけて数十秒で検査ができ、痛みなども伴わないという検査の利便性を考えると将来的には血圧計のようなパーソナルユースの医療機器に進歩する可能性もあります。現在、当院の待合室では加速度脈波波測定器を無料で開放しています。
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