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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?
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痛風
健康診断で高尿酸血症を指摘されました。痛風になる可能性があると言われました。 |

痛風になるとひどい場合は足のつけ根や足の親指から足の甲まで痛みとともに腫れあがってしまいます。痛風の基礎疾患は、高尿酸血症です。昔から、最も痛い病気の代表格とされ、猫が歩いても、風が吹いても痛いと言われます。そういう痛みを味わうのは、男性が多く、その理由は尿酸の血中濃度が女性より高いためです。尿酸の元の形、すなわちプリン体はアルコール、特にビールに多く含まれているので、男性で酒飲みはよりかかりやすくなります。激しい筋肉運動も尿酸値を上昇させます。そのため、関取や野球選手に痛風患者が少なくありません。
明治時代以前の日本には痛風患者は極めてまれでした。増加してきたのは1960年代以降の飲酒量や動物性たんぱく摂取量が増加してからです。糖尿病や動脈硬化疾患など他の生活習慣病と同様に暴飲暴食を避ければ痛風にならない可能性は高くなります。ただし、健康食品と言われているような食材には、プリン体が多く含まれているものがあります。レバーやマイワシ、ホウレンソウ、煮干し、干しシイタケなどは健康によいと言われていますが、痛風に関するかぎり、これらの食材は推奨できません。 |
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