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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?
>>辻肇一院長プロフィール |
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喘息死
喘息で死ぬことはありますか? |

気管支喘息の発症率は30年前までは成人、小児ともに1%程度でしたが、現在では成人で約3%、小児で約6%と推定されており、近年著しく増加しています。喘息の治療は、日々進歩していますが現在でも喘息により年間約6000人もの人が死亡しています。中でも若年者の死亡率の高さが問題とされています。喘息の誘因としては、気道感染が最も多く、疲労・過労・ストレスと併せて3大誘因とされています。死亡につながる問題点は、患者側の要因として喘息に対する認識不足、不定期受診、医師の指示を守らないなどがあり、医師側の要因として患者さんへの教育不足、ステロイド薬の急激な減量や中止、救急医療体制の不備や遅延があげられます。
突発的に発作が生じて3時間以内に死亡する「急性窒息型」が全体の1/3を占めており、致死的発作の生じた場所は病院外(多くは家庭内)がほとんどで、病院に到着したときに心肺停止している場合は予後不良です。まず、発作時の早期来院が重要です。次に、吸入ステロイド薬は確実に喘息死亡率を減少させるエビデンスのある薬剤であり医師の指示を守り正しくきちんと使用することが重要です。
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