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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?

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 脳梗塞
脳梗塞は夏に多いと聞きますがなぜでしょうか?


 脳卒中の中でも近年増加が著しいのが脳梗塞です。原因としては、高齢化の進行や生活の欧米化による高血圧・高脂血症・糖尿病の増加が挙げられます。脳梗塞は3種類に分けられます。
 1つは、ラクナー梗塞−脳の細い血管が詰まって起こるタイプの脳梗塞です。脳の細い血管の壁は薄いのですが、高血圧が続いて常に高い圧力がかかっていると、それに耐えるためにだんだん壁が厚くなり、ついに血管内腔も狭くなって最後に詰まって起こります。
 2つ目は、アテローム血栓性脳梗塞−脳の太い血管が詰まって起こるタイプの脳梗塞です。高脂血症が続き、コレステロールが血管壁に入り込むと血管内腔が狭くなり、そこに血小板が付着して血栓ができ、最後に詰まってしまって起こります。
 3つ目は、心原性脳塞栓−不整脈により心臓内に生じた血栓が血流に乗って脳に流れこみ、血管を塞いで起こります。

 真夏はたくさん汗をかくため脱水傾向になりやすく、血液がドロドロになるため脳梗塞を起こします。どのタイプの脳梗塞も定期的な水分補給と、就寝前のコップ1杯の飲水が予防になります。脳梗塞のリスクの高い人は、どのタイプの脳梗塞になりやすいか専門医に調べてもらい、それに合った予防薬の内服をすることが重要です。

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