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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?

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 迅速診断
子供が高熱で受診したところ、喉(のど)の検査を受けその場でインフルエンザと診断されました。
迅速診断にはどのようなものがありますか?


 インフルエンザは、急激な発症を特徴とし、38度以上の発熱・悪寒や関節痛などが出現します。インフルエンザに対する抗ウイルス薬は症状が現れてから48時間以内に処方しなければ効果がないとされています。鼻水や喉の粘液を用い迅速診断キットで診断します。また、小児における咽頭・扁桃炎の原因菌の一つに溶連菌があります。この菌は、感染後に急性腎炎をおこすことがあります。やはり喉の検査ですぐに診断が可能です。治療法として、10日間の抗生剤投与が推奨されており、治療に先立ち感染の有無を迅速に診断する必要があります。その他、咳・鼻水だけのかぜなのに高熱がでたりぐずついたときは、意外に多い中耳炎。拡大耳鏡ですぐ診断がつきます。

 感染症は、全自動血球計数器による血液検査が早期診断に有効、またCRP(C反応性蛋白)検査は重症度の鋭敏な指標として有用です。また近年、肝機能検査や腎機能検査などが可能な臨床化学自動分析装置も小型化し迅速に結果を出すことが可能となりました。この3つの検査をすべて行なっても1 ml程の微量採血量で迅速な定量検査の結果を出すことが可能です。日曜日でも診療レベルを低下させないため、このように、その場で診療に役立ち、子供や老人に負担をかけない検査ができるよう診療体制の充実に努めています。

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