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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?

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 夏バテに効く漢方薬は?


 夏バテは、暑さで食欲がなくなって消化吸収力が衰え、体重が減る現象のこと。補剤と言われる消化吸収機能賦活(ふかつ)作用と全身の栄養改善作用のある一群の漢方薬が良いでしょう。

特徴は、薬用人参(朝鮮人参含む)と黄耆(オウギ)を含み、人参により消化吸収の賦活化、オウギにより末梢循環の改善を図ります。補剤は、補中益気湯(ほちゅうえきとう)・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう) ・人参養栄湯(にんじんようえいとう)が有名です。補中益気湯は、医療保険病名に夏やせが認められており保険が利きます。十全大補湯は、貧血を伴う場合に使い、テレビで宣伝されている薬用○○酒と組成はほぼ同じ。人参養栄湯は、全身倦怠感や食欲不振に加え、貧血、さらに不眠・精神不安などの精神神経症状を伴う場合に使います。私は、ご高齢の方を診察する機会が多いので人参養栄湯を処方する機会が多いです。

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