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情報誌「常陽リビング」でお馴染みの辻肇一院長が、あなたの「今の悩み」が、「将来の不安」や「将来の病気」にならないために、特殊外来として診察しています。病気ではないから、と自己判断する前に、専門医に相談してみませんか?

>>辻肇一院長プロフィール

 


 はしか(麻疹)
北茨城市で、はしかの集団発生がありましたが?


 麻疹は、潜伏期は約10日。
飛沫感染(くしゃみや咳などでウイルスが飛び散ってうつる)のため、伝染力が強く、一生のうちに一度はかかる重い病気です。

 症状は、最初は発熱や咳など通常の風邪と同じ症状がでます。発熱3〜4日目に頬の内側に粟粒状の灰白色の斑点(コプリック斑)がでます。これにより初めて麻疹とわかりますが、この間に他の子供達に感染しています。この頃、発熱が一旦下降した後、再び高熱が出現(二峰性発熱)し、境界鮮明な斑状丘疹が出現して全身に広がります。
消化管粘膜にも内疹ができるので、下痢をおこしやすくなります。発熱から10日程で治癒していきます。

麻疹の合併症としては、気管支炎・肺炎・中耳炎・脳炎があります。脳炎は、2000人に1人の割合で発症し後遺症を残すことがあります。また、麻疹にかかった人10000人に1人が死亡し、その昔「命さだめ」と呼ばれていました。わが国では、現在でも年間約80人の子供がはしかで命を落としています。

 一歳を過ぎ、保育園・幼稚園などの集団生活に入るまでには、必ずワクチンを受けておきましょう。麻疹ワクチンは、弱毒生ワクチンですからウイルスが増えるため、接種して1週間後から発熱や発しんなど、軽い麻疹に似た症状が約20%の人に出ますが、通常は1〜2日で消失します。

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